スタコラ:2025-02-17

不織布マスクの安全性を考える

2025-02-17
林田

 ドラッグストアにマスクを買いに行くと、不織布マスクばかりが並んでいることに気付きます。そんな中、友人から「不織布マスクの成分について知ってる?」と聞かれ、初めて意識するようになりました。
 気になって調べてみると、不織布マスクは合成樹脂を主成分とする特殊な素材で作られていることがわかりました。皆さんはご存知でしょうか?
 不織布とは、一般的な布地のように繊維を織るのではなく、水の力などで絡ませて結合させることで作られるシート状の素材です。主な原料はポリエステルやポリプロピレンなどの化学繊維ですが、天然繊維を使用したものもあります。
 さらに加工方法には「浸漬(しんせき)式」と「乾式」があり、それぞれ異なる方法で合成樹脂と繊維を組み合わせています。
 不織布マスクは、プラスチックを基にした合成樹脂を使用しており、接着剤や抗菌剤、滅菌剤などが含まれることがあります。また、持続性を高めるために合成界面活性剤が使用されることもあります。
 不織布マスクをしている間中、ず~っとこれらの成分を吸い続けているのです。人の身体は、食べ物についてはある程度の解毒作用が備わっていますが、空気については解毒器官がありません。
 ドイツのハンブルク環境研究所の論文によると、長時間のマスク着用によって微小な合成マイクロファイバーを肺の奥まで吸い込む可能性があるとされています。また、繊維化学者のディター・セドラック博士も、サージカルマスクの使用によって有害物質の濃度が上昇することを指摘しています。
 年代が上がるほどマスクをつける頻度が高い傾向があるとのこと(2024年10月 LINEリサーチ調査)これは、高齢者ほど感染対策を徹底していることを示しているのかもしれません。
 マスクの素材や成分について知ることで、より適切な使い方を考える、工夫することが大切だと感じています。

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