スタコラ:2021-04-12

良い会社か、そうでないか

2021-04-12
森本

久しぶりに会った友人からこのスタコラについて聞かれ、少し驚き、照れてしまいました。
仕事上の接点がない人ともどこでつながるのか分からない時代です。
彼からある理論について質問を受けました。
その理論は私が30年前に発見し、周囲に吹聴していた理論のことです。自分でも長い間忘れていたことをここにアップします。

「良い会社」とは何でしょうか。
利益・継続性・顧客満足・社会貢献・福利厚生・社員の自己実現、いろんな考え方さまざまな指標があり、なかなか誰もが納得できる答えを出すことは困難な問題です。私はこの問いに対して一つの答えを持っていました。
「良い街」とは何でしょうか。
治安・行政サービス・災害に強い・地域コミュニティ・豊かな自然・利便性、どれも大事で欠かすことのできない要素ですが、それらをひとまとめにできる答えがあることに気づきました。
これらの問題に対しての答えは何にでも応用できることにも気付いてしまいました。

まず自分の大切な人を思い浮かべます。ただし、恋人や配偶者、両親や子供以外で大切な人です。
例えば、学生の頃からの友人や、いつもお小遣いをねだる可愛い甥っ子や姪っ子、これまでの人生でお世話になった方、ご存命でなければそのご子息などが理想的です。
その大切な人が求職の相談をあなたにした際に、あなたがその会社を薦めるのならば、その会社は間違いなく「良い会社」です。
もしも自分が勤めている会社を推薦できるのであれば、あなたは「良い会社」で働いています。
大切な人に「仕事が探してるんだったらウチの会社に来いよ」と言えるのならば、悪い会社のわけがありません。自信を持ってそう言えないのなら何らかの問題が潜んでいそうです。
その大切な人に「ウチの街に引っ越してくるとイイよ」と言えるのならば、あなたが住んでいる街は「良い街」です。
引っ越しでなくとも、「遊びにおいでよ」でもかまいません。
大切な人に胸を張って推薦できるかどうかを指標にすると、簡単に答えを導くことができ、問題点があればそれを考える契機になる、というのがその理論の要諦です。

もしも「良い会社」にしたい、どうすれば「良い会社」にできるだろうかと迷った際には、どうすれば大切な人を誘える会社になるだろうか、というアプローチを考えてみよう、という理論です。
自分が経営する会社の株主総会に、高校時代からの友人3人を毎年招待する社長がいました。
その会社は彼にとって「良い会社」だったのだろうと思います。

これはいろんなことに応用できます。
「ウチに泊まりにおいでよ」あなたは今のマイホームを「良い家」だと思っています。
「このオムライス食べてみて」いつもよりも格段に美味しいオムライスができたのかもしれません。
さて、このコラムが「良いコラム」かどうか、私がその友人に読むことを積極的に勧めるかかどうかにかかっています。
んっ、ちょっと違うか。話が逆ですね。

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