スタコラ:2022-12-12

運動脳、読んだことありますか?

2022-12-12
高尾

 今日(12月10日)は明日開催の「青島太平洋マラソン」に出場するため宮崎県に来ています。
 コロナ禍3年目となりマラソン大会も復活しはじめた今シーズンは、11 月の福岡マラソンを皮切りに「5か月連続マラソン大会出場」を目論んでいるところ。11 月の福岡マラソンから 12 月青島太平洋マラソン、1月伊万里ハーフマラソン、2月北九州マラソン、3月佐賀桜マラソン、てなスケジュールで3月を終えると生涯マラソン参加数が 65 回となり…ワクワクしています。
 ちなみに「マラソン大会出場回数」の人生目標を設定してまして、65 歳までに 100 回、80 歳までに 150 回。
 これは年に4~5回出れば達成見通しです。

 とプライベートの前置きが長くなりましたが運動脳って読まれましたか?
 著者は 1974 年スウェーデン生まれで精神科医のアンデシュ・ハンセン氏。ここ数年で、スマホ脳ストレス脳最強脳と精神科医という仕事がら「脳」に関する本を出し、売上 60 万部だの 70 万部だの数字がネットで並んでいます。2冊出版した身としては…羨ましい(笑)。
 で私もスマホ脳は買って何度も読んでいますが、この運動脳は自称「死ぬまで走り続けるランナー」としては、周りに運動(走ること)を勧めるツールとしてテッパンだと思ってる本です。

スマホ脳には、
「人類は長い間、狩猟採集生活を行い様々な危険に囲まれて生きてきたことから、現代人の脳のレベルは現代社会には適応できていない」
「スマホや SNS は集中力を低下させるので、IT の先駆者たちは、自分や子供のスマホ利用時間を制限していた」
「睡眠時間を増やして運動する、スマホ時間を制限する。それが集中力を高め、心の不調を予防する方法」
運動脳には、
「運動を習慣づけると、コルチゾールがほとんど分泌されなくなり、ストレスに対する抵抗力が高まる」
「太古の昔から、人間が生きていくためには運動が不可欠だったので、運動すると「報酬系」と呼ばれるシステムが働き、ドーパミンが放出されて気持ちが明るくなる仕組みになっている」
「脳の健康に欠かせない物質 BDNF を増やすには、30~40 分の有酸素運動を週に3回行うことが有効である」
という内容のことが書かれていますが、運動脳では、「スマホを置いて走りましょう」と言いたいだけだと勝手に思っています。

 私は1か月に 150 キロ前後走っていますが、ほぼ毎朝6時ぐらいに走りはじめ近くの神社と公園を経由して、3~5キロを走り公園では筋トレを加えてやっています。これで気分が上がり頭がスッキリします。
 前日飲んだ時は「酒抜きラン」、雨が降っているときは「シャワーラン」で(笑)。
 私はお医者さんではないので専門的なことはわかりませんが、
「走ることで体温が上がる、セロトニン、ドーパミン、アドレナリンなどの神経伝達物質が分泌される、脳の覚醒レベルが上がる」
「朝のランニングは睡眠覚醒のバイオリズムを強くし、集中力も向上し、成長ホルモンの効果を高める」
といくつもの本などから情報を得てきました。
 そして今回の運動脳で確信がさらに強くなっています。
 脳の力を維持する・鍛えるために大事なことのひとつは「走ること」なんだと。マラソンで脳が鍛えられると。
「死ぬまで走り続けるランナー」としては、体を鍛え続けやりたいことできる体を維持して、ハッピーな人生を送りたいと思っています。

 最後まで読んで頂いたあなた、「走ることが億劫だ」というあなた、まずはかる~く家の前を、公園を走ってみませんか。
 走り終えた後の気分はいいものですよ~。

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