2021-07-05
新開
ビジネス実務の授業で、第一印象の重要性について話をする機会がある。
「個人の第一印象は組織の印象を左右する可能性があるので、第一印象を意識しよう」ということである。
そこで、ビジネスマナーでは必須のメラビアンの法則が登場。
メラビアンの法則とは、言葉そのものより外見や表情・態度、言い方が相手の受け取り方に影響を与えるというもの。
学生には、「はぁって言うゲーム」を通してメラビアンの法則を実感してもらう。
お題の一言を、声と表情で表現するゲームである。
例えば、『なんで』という言葉を、
①「手品におどろいて『なんで』」
②「パニックになって『なんで』」
③「フラれたときの『なんで』」
④「カレー屋の注文で『ナンで』」
のどれかを声と表情で伝える。
他のメンバーが、それがどの『なんで』なのかを当てる。簡単で盛り上がるゲームである。
ゲームを通して、言葉7%、視覚情報38%、聴覚情報55%で情報を得るということが理解できる。
印象というと、海外メディア発「輝きのない首相」という言葉が思い浮かぶ。
ビジネスマナーの話だが、個人の第一印象は組織の印象を左右する可能性がある。
となると、その首相の国は輝きが無いという印象なのか…。
この状況を『はぁ』で表現するとしたら、
① ぼうぜんの『はぁ』
② 感心の『はぁ』
③ 怒りの『はぁ』
④ あきらめの『はぁ』
どれを選びますか?