スタコラ:2020-01-01

新年おめでとうございます

2020-01-01
大隈信夫

 新年おめでとうございます。
 2020年、令和2年を迎えました。

 2019年は、新しい元号・令和がスタートし、ラグビーのワールドカップが日本中を沸かせ、「ONE・TEAM(ワンチーム)」が新語・流行語大賞に選ばれた年だった。
 さて、今年はどんな1年になるのだろう。
 東京オリンピック・パラリンピックは、世界各国・地域から参加するトップアスリートの競技に、多くの人々が感動し、賞賛の声を贈るだろう。
 しかし、そうした喧騒の中で、景気の動向や国民の暮らしはよくなるのか、どんな世の中になるのか。
 オリ・パラを利用したナショナリズムをあおる報道が続き、立憲主義を踏みにじる勢力の動向とも相俟って、日本の針路についての動向が気がかりでもある。

 2020年は、十干十二支によると「庚子(かのえ・ね)」。「変化が生まれる状態」「新たな生命がきざし始める状態」の年だともいわれる。
 また、2020年、令和2年。いずれも「2」並びの年である。この「2」が今年を表す数字となる気がする。
 1月の京都市長選挙、オリンピック前の東京都知事選挙、そして、今年は必ず総選挙が実施される。
「2」並びの年、2つの針路を巡る大きな選択が迫られる年となるだろうとの予感がする。

 私もまた、一昨年の古稀から、今年は72歳を迎える。
 今年を、どのような年にするのか、年男の生き方の大きな選択を迫られる年になりそうだ。
 来し方を振り返り、選択を誤らないようにしたいと思う。

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