2015-09-21
高尾
暑い夏が終わると秋。秋と言えば運動会シーズンですね。
皆さんは母校の運動会を見にいかれたことはありますか?
先日、30年ぶりに母校の運動会を見に行ってきました。
娘が2年生として通っており、今年は応援合戦にチア(ガール)として参加するとのことで、しっかり目に焼き付けてきました。
前日に嫁さんから「場所取りお願いね」って言われて「場所取り?」幼稚園以来だけけど高校の運動会で場所取りって、と微妙な思いで学校に着くと、既にいたるところ人だかり。
なるほどと理解したのは後の祭りでしたが、なんとか斜めから全体を眺められる場所確保。
プログラムを見ながら、やはり華はリレーかなと思って見ていたら棒倒し、騎馬戦なんか遠くても迫力あり、ダンスも自分たちの頃とは違うなぁと思いながら凝った演出を見ていました。
そして応援合戦。それぞれのブロックで「戦後70周年」「環境」などテーマ性を持たせたものもあれば「青春」そのものの演技もあり。 動きが早く娘がどこにいるか追いつかずミスショットの連発でしたが、なんとか数枚いい感じで捉えホッと一安心。
そうこうするうちにあっという間のフィナーレ。4ブロックの表彰。娘のブロックは最下位。 さすがに皆俯いていたけど、こちらは「青春やな~」なんてお気楽ムードで見物。
ちょうどTVで「運動会の組み体操が近年規模縮小」というニュースを見ました。
年々規模が大きくなる傾向で事故が相次ぎ、教育委員会や学校では規模を小さくする動きが広がっているそうです。
これも高さや大きさを競うあまりなのでしょうか。
全国で起きた組み体操の事故は平成25年度の1年だけで8,500件以上で多くは練習中だそうです。
そういった事を知らずに見ていましたが、騎馬戦で周りにいた先生方の姿を思い出し、考えさせられました。
「昔もケガ人出てたよなぁ」と思いながらも、こんな数字を見せられると、先生は大変だと。
こればっかりはなってみないと分からない部分もありますが、実際にケガをして後遺症が残った生徒もあるとのことでした。
久しぶりに高校生の迫力ある動きを見て「青春」を感じ、「よし、マラソンの自己記録更新を狙うぞ!」と思う気持ちと、先生方に感謝する気持ちが沸いてきた日曜日でした。