2023-05-29
林田
失うまで大切さはわからないと言います。
頭では理解していてもそのものを失って初めて大切さを痛感した経験は誰にもあると思います。
でも、私が理解も意識もしていなかったことがあります。この 3 年のコロナ禍でなくしたものは様々ですが、その内で、私が大切さを気づかされたのが、意外にも、雑談!
俗にいう内容のない会話です。
私は雑談しながら、ストレス解消したり、自分の考えを整理したり、不安が解消されたりしていたようです。
人との交流が減ったコロナ禍で、その内容がない雑談から生まれるものや得るものが多いということに気づかされました。
調べてみると、雑談力の上げ方なんて本もあるようですから、それだけ、大事だったんですね。知りませんでした。
面と向かってダラダラやる雑談こそ本音が漏れることがあります。
その雑談の時間が私の大切な時間のひとつだったんだ。
思えば、私は人見知りもせず、初めて会う方と話すのは好奇心を搔き立てられ、とても楽しい。ママ友と話すのは、共感できて安心できる。旧知の友と話すのもノスタルジーに浸れて心地よい。
これからは、ス-パ-で会っても、最寄りの駅で出会っても、マスク越しの目だけで挨拶していた時期を脱して、お互い時間が許せば、お天気の話から始まって、内容のない話を立ち話したい。
また、以前の生活の潤いを取り戻したい今日この頃の私です。