2019-01-01
大隈信夫
明けましておめでとうございます。
2019年を迎えました。
昨年は皆様にとって、どんな年だったのでしょうか。
日本経済は、アベノミクスの矢は折れ、カリスマ経営者の逮捕で幕が引かれる事態となりました。
一方、国会では、疑惑究明には背を向け、新たな疑惑には、蓋をしたままのゴリ押しが続けられ、沖縄では、民意を踏みにじった暴挙が続けられています。
平和の課題でも、沖縄だけでなく、護衛艦の空母化やオスプレイの佐賀空港への配備計画など、アメリカ追随の軍拡が続けられています。
さらに、子育て支援や福祉を口実に今年の秋には、国民生活を直撃する増税がはかられようとしています。
こうした中で、天皇の譲位が決まり、昨年来、新しい年号は何かと取り沙汰されている中、今上天皇の記者会見における象徴天皇とは
と、平成の30年の間、国民との新たな関わりを模索し続けた姿勢は、その率直な語り口に、共鳴できる感じがありました。
さて、こうした2018年をうけて、2019年の日本の進路はどうなるのでしょうか。
新しい年号が定められる年でもあります。
また、参議院選挙やいっせい地方選挙が迫っている年明けでもあります。
日本の進路を決するために、民意を反映させる絶好のチャンスです。
憲法をないがしろにする現政権に対して、立憲主義を守る共同が広がり注目されています。
今、国民生活に直結する選択が求められています。