スタコラ:2025-03-17

抹茶の味

2025-03-17
新開

2月のスタコラ「コーヒーの味」を読んで、宇治のお茶屋さんのことを思い出しました。

お茶を習い始めた頃、京都宇治商店街の歴史がありそうなお茶屋さんで抹茶を買おうと思った時のことです。
どの抹茶がいいのかと眺めていると、「飲んでみますか?」と試飲させてもらうことになりました。

抹茶を茶わんに入れ、続いて 10cc の水をそそいで抹茶を練ります。そこに沸いたお湯を入れてお茶を点てられたのです。
このようにすると、ちょうど飲み頃の美味しい抹茶になるとのことです。
「わ~、美味しいですね」と言うと、お茶屋の方は、「お茶の先生には怒られるかもしれませんね」と、笑顔でおっしゃっていました。

茶道でお茶を点てるときは、水で練ってからお湯を入れるという手順はなく、釜のお湯を抹茶の入った茶わんに注いで点てます。
なぜなら、抹茶を事前にこしきでふるって、お湯に溶けやすくしているからです。
お茶屋さんが言うには、「こし器でふるうと、お茶がこしきについてしまうのでもったいないからね…。」と。
確かに、お茶会の裏方として手伝いをする際、お茶をこすとこし器につくのはもちろんですがこぼれたりすることもあるわけで、もったいないというのは確かだと感じます。抹茶は高価ですし。

お茶の先生には言っていませんが、自宅では抹茶はこさず先に水で溶いてからお湯を入れてからお茶を点てています。
「は~、美味しい」これは、歴史のあるお茶を知り尽くしたと思われるお茶屋さんが言ったから美味しいのでしょうか?

実験で、白い紙コップにC社とP社のコーラを入れて飲み比べてもらったところ、どちらも美味しいという評価だったが、各社のラベルを貼って飲み比べてみるとC社が美味しいという人が増えたとのこと。
微妙な違いは脳で決まるのかもしれませんね。

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