2024-01-29
林田
ご自愛ください
。
ビジネスでもプライベートでも、私の周りにはお忙しく仕事をされている方が多く、やりとりの終わりに、『たまにはゆっくり体を休ませて健康をお守りください。』の気持ちを込めて伝えていた。
特にコロナという時世もあり、結びの挨拶としてメッセージの終わりに添えることも多かった。
しかし、ご自愛ください
にはもう一つ意味があった。
『ご自身でお体の調子に気を付けてください。』という意味だ。
『お休みください』だけではなく、『セルフケアを行ってください』ということである。
2023年2月ごろ、寒くて気合が入らず、先月頑張ったからと言い訳をして予定を先送りしたり、仕事もあまり入れず、どこかぼーっとしていた。
そんな自分をご自愛
と言い訳していた。
もちろん、ここでの意味は『体を休ませる』だけである。
その時点で体調不良をうすうす自覚していたが、対策を講じなかった。
首や肩のこり、頭のだるさ、感じる疲れ、今思えば前兆がはっきりとあった。
普段なら仕事の予定を入れ、そこに向けて日程が狂わぬように様々な対策を講じていた。
指圧をしたり、うがいを複数回したり、首や背筋を温めたりなど、早目のセルフケアで周りでコロナが流行っても発症せず乗り越えてきた。
それなのに私は体調不良を黙認し、コロナウイルスを持ち込み自宅クラスターを起こしてしまった。
家族全員罹患し、家族の大切な健康を一時的にではあるが奪ってしまった。
夫は東京出張が中止になり、娘は大学の卒論発表に出られなかった(卒業はできた)。
自分の体の事は自分にしかわからない。
自分の不調は自分でしか気づけないのである。
そこを感じとり自分でケアすることが、真のご自愛
なのだ。
自分と自分の周りを想い、自分の健康を守る為に早目のセルフケア法を日頃から確立しなければならない。
自愛に怠惰を介入させてはいけないのだ。