スタコラ：2020-03-30

幼馴染のＳちゃんから「実家を売ることにしたので、使えそうな家具があればもらってくれないか」とのこと。
「本棚が二つあり、処分するかどうか悩んでいる。家に入るなら貰ってほしい」ということで、頂くことに。
確かに、処分するには惜しい立派な本棚。
Ｓちゃんも、もうひとつをどうするか悩んだ結果、自宅へ運ぶことにしました。

二つの本棚は、それぞれ私の自宅とＳちゃんの自宅へ宅配便の家具配送サービスで届けられました。送料はひとつ 16,800円。
数日後、立派な本棚は段ボールにくるまれわが家へやってきました。
二階に上げてもらう予定が、宅配便の若者ふたりは階段を上がることができず、廊下に段ボールにくるまれた大きな本棚を置いて帰っていきました。
「ベランダから上げる場合、プラス 10,000円でできますので連絡ください。今日はここまでの配達なので」と言い残して…。

生活に支障はないとはいえ、ベランダから上げてもらう日程を決めかね、過ぎること数日。ある日、門司港の家具屋さんの前を通ると、木製の素敵なハンガーラックが目に入りました。
新型コロナの連日のニュースで、部屋に入る前にジャケットやバックをかけるラックが欲しいと思っていたので、それにぴったりです。
「近くに配達があるから今日中に配達をしますよ」とのことで購入を決めました。
その時、廊下の本棚の事を思い出し「家具の移動サービスはありませんか？」と聞くと、「ありますよ」とのこと。金額はひとつ 3,000円とのこと。
やったー！と思い、段ボールに包まれた本棚の話を伝えると、「配達に行ったとき見てみましょう」とのこと。

ハンガーの配達を楽しみに待ちながら、本棚が二階に上がりますようにと待ち遠しい数時間を過ごしていると、やって来ました家具屋さん。気持ちは、新しいハンガーラックより、本棚の移動。
「これです！」と段ボール巻きの本棚を指すと、「段ボール外しますね」と家具屋さん。段ボールで膨れ上がった本棚が姿を現し、「上がりますよ」とベテラン家具屋さんふたりで二階に上げてくれました。3,000円で。

やはり、「餅は餅屋」。
専門家に頼むといいのねと感じる出来事でした。