2014-07-21
高尾
6月からブラジルで開催されたサッカーワールドカップにて、日本代表の決勝トーナメント進出は残念ながら叶わなかった。
ワールドカップ出場が決まって以来、様々なメディアにサッケローニ監督をはじめ代表選手らが取り上げられ、たくさんのコマーシャルにも出てそれはそれはこの数カ月華やかなものだったように思う。
三度の食事より野球が好きだった学生の頃の私にとって当時サッカーは「キャプテン翼」ぐらいで、学校においても知名度の差は歴然だった(と思う)。
それがJリーグ発足後、素晴らしい飛躍を遂げ、地域貢献でいけば野球よりも裾野の広い展開がこれまでなされてきたように思う。
そんなことをふと思いながら、今回のトーナメントを早朝からTVにかじりついて観戦。
トーナメントの相手コロンビア、ギリシャ、コートジボワールはそれぞれFIFAワールドランキングにおいては 8 位、12 位、23 位。一方日本は 46 位。
その3チームに1分2敗。
ランキングからみれば順当な結果か、もしくは0勝3敗ではないかと思った。
開幕前、本田選手は「目指すは優勝!」と言っていたけど、戦う前から「負ける」とはもちろん言っちゃ問題だろうけど「優勝」は言い過ぎやろう。
高校生がJリーガー代表と戦うレベルぐらいに感じていた。
それが初戦で本田選手の先制ゴールが決めちゃったから、もしかしたら奇跡が起こるのでは、なんて思いもわいた。
しかし結果は現実を見せられた。
ま、ランキングが全てではないし、サッカーだってミスもオウンゴールやあればラッキーももちろんある。
しかし結果は厳しかった。
と思っていたら、現地やTVスタジオでの何人もの解説者は中継中や振返りの特番で「やれスピードが上がらない」「前を向かない」「ゴールを決めきれない」だの、それはそれは手厳しい言葉ばかり。
聞いててうんざり。
なんで評論家というか解説者はこうも「楽しくない」言葉をよく並べるのだろう。
業界内でのことは素人は分からないし、分かろうとも思わないけど。「じゃあなたピッチに立ってみたら」、「サッケローニ監督の替わりをやってみたら」、と思う。
「日本はワールドカップで戦うチームではない」とはセルジオ越後氏!
そんな中、松木安太郎氏だけは視聴者目線で解説してくれてホント楽しかった。
素人向きというか感情がこもるというか。
賛否両論あるだろうけど、非常に楽しいコメントの数々を発してくれた。
やはり解説者によって見応えも変わってくるのがスポーツだなぁと思った。
ドイツの優勝で今回の幕を閉じたサッカーワールドカップ。
ブラジルが7点取られて負けた試合もあり、ランキング通りにいかない「スポーツの面白さ」も味わった1か月あまりでした。
という1視聴者としてのコメントに終始した今回でしたがご了承くださいませ。
ワールドカップ日本代表の選手、バンザ~イ!