2023-11-13
西平
はじめてスタッフコラムに投稿する西平です。お読みいただいている皆さまこれからよろしくお願いいたします。
私は弊社のスタッフでもあり、社会保険労務士として会社の労務管理にも携わっています。日々、相談業務・手続業務・給与計算業務を行っており、目の前の業務に着実に取組むことを最優先にしていると、少し先の未来を考えることはどちらかというと、苦手だと感じていました。
そんな私が、最近学びの場を求め、20人ほどのコミュニティに参加しています。そこにはコーチングを生業とする方々が多数いて、出来ていないことに思考を巡らすよりも、「こうなったらいい、こうしたい」ということに思考を巡らすためのポジティブな問いかけが飛び交っています。また、相手を受け入れる姿勢をとても大切にしているので、「承認」や「称賛」をお互いにし合う関係性があります。
マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱する理論に「組織の成功循環モデル」があります。組織として「結果の質」を高めるためには、一見遠回りに思えても、組織に所属するメンバー相互の「関係の質」をまず高めることから始めることが、最も効果的な手段であるというものです。
これまでの自分が未来を考えることが苦手だったのは、生来の自分が持つ枠を超えて話すことに気恥ずかしさや、「できるかな?」という不安から言葉にできていなかっただけかもしれません。メンバーが持つコーチングのスキルで自分のありたい姿を引きだしてもらい、本当の自分の欲求に出会えるとしたらワクワクでしかありません。
承認し合う心理的安全性の高いコミュニティとの縁を繋いでいただいた友人に感謝しつつ、未来から時間を流すことを、もっともっと楽しみたいと思います。