スタコラ:2017-03-27

あなたの幸福度は?

2017-03-27
高尾

先日、若者向けセミナーで幸福論を語ることになり、あらためてしあわせって?幸福って何?と考えながら情報収集してみました。

まずは世界に目を向けて「世界でいちばん非常識な幸福論(著永崎裕麻氏/いろは出版)」を手に。
永崎裕麻氏はフィジーに住んでいて語学学校マネージャーであり、「旅・教育・自由・幸せ」をキーワードとして 生きる旅幸家だそうです。
その本によると、2014年で世界幸福度調査による世界 1位になったのがフィジー。

知ってました?

フィジーの場合、家族の定義が非常に広義で自分と同じ村や島に住む人たちも家族の一員としてカウントするそうで「つながり」の範囲がすごく広く、結婚式や葬式、出産祝い、誕生日会などの集まりが日常的に発生するそうです。
そして人は「誰かに必要とされている」「誰かに貢献できている」と感じるとき、幸せを実感しやすいので、頻繁に集まりがあることがフィジーの幸せを作っている1つの要因とのこと。

南国で明るい感じはしますが、果たしてそれだけで幸福なんだろうか?
と、なんか分かるようで分からない自分がいます。

そこで我が国日本の「47都道府県「幸福度」ランキング(2016年版)」を見てみると、1位は福井県でした!
健康・文化・仕事・生活・教育分野など 65 を数える指標からのランキング。
福井県は前年も 1位で、東京都が 2位、富山県が 3位。 高知県、沖縄県、青森県がそれぞれ 47位、46位、45位。
いずれの県でも仕事分野と生活分野で苦戦しているとのこと。
沖縄がねぇ。 旅行に行くにはいいけど物価も高そうだし、生活するにはちょっと厳しいのかなぁ。

一方で厚生労働省が 2014年 7月にまとめた「国民生活基礎調査」によると…、「相対的貧困率」は 16.1%だったという情報が。
「相対的」というのがちょっと分かりにくいですが、給食費を払えない家庭が増えたという記事もここ数年目にしましたね。
平成 25年度 我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(内閣府) で「40歳になったら幸せになっていると思う」という問いにそう思うが 20%未満。というデータも。

何が幸せなんだろう?

私はちょうど 50歳。
家族がいて仕事があって家があって車があって三食頂けて楽しい仲間に囲まれて…、フィジーではなく日本ですがどのくらいの幸福度かというと…
「100%!」って言っていいんじゃないですかね。

さて、天気もいいのでおろしたてのランニングシューズでジョギングに行ってきますか。

スタコラ一覧