スタコラ:2022-04-25

「会議カイゼン」出版します!

2022-04-25
高尾

今回、会議をより良く進めるための本を出版することになりました。
(※5/23発売予定ですが発売日程が変更される可能性もあります)

会議って基本ヒマですよね。
「会議ってなんでダルくてヒマなんだろう」とは以前から思っていたことで、オンライン会議だとさらにダルさヒマさに拍車がかかります。これは私個人だけが感じていることではなく、多くの会議参加者にヒアリングしてきたことです。また様々なお客様と話すなかでの悩みに「会議」があります。
私は 2015 年、研修テーマについて動画を YouTube に 15 本アップしていますが「会議の進め方」だけなぜか視聴回数が2万を超えています。他の動画は数千とか数百足らずというのに。それほど「会議」に対する課題ニーズが格段に違うんだと。
例えば 10 人参加する1時間の会議であれば、単純計算すると 6 分しゃべって、54 分間が聞く時間。もちろん報告したり議題を提示したりする人もいれば全くしゃべらない人もいて様々ですが。

私はここ数年、「時間軸議事録」と名付けた議事録を作成しています。
これは会議で「誰」が「何」を「何分」話したか分単位でつけるものですが、これで会議の見える化ができ発言の偏りが明確になります。そしてこれを経営者や幹部に見せると驚かれ、その後会社によっては会議がいい形に変化していきました。

会議で内職する人は4割?!なんてデータもあります。
「『会議の革新とワークスタイル』に関する調査/株式会社NTTデータ経営研究所による/2012 年 7 月」によると、従業員 30 人以上の会社で働くビジネスパーソンに聞いたところ約4割(41.7 %)の人が「内職を行っている」と答えています。なんで内職するかの理由は「無駄な会議等が多い」「会議等の時間が長い」「会議等の頻度が多い」などのコメントがあがっています。
様々なメディアやネットの中には、内職肯定論などもありますが、いずれにしても会議が会議の目的やゴールが明確になっていないことが理由の一つと言えます。

この本には、そんな話から会議を見直して実際にうまくいった企業や自治体の事例も盛り込んでいます。

会議は議論する場です。
議論によって出された解決策が明日の行動につながり、より良い成果につながります。
ダラダラ会議をやりたいと思っている人は誰もいません。
私はいつも「残業代稼ぎたい人以外は早く帰りたいはず」と言っています。
会議時間が短くなることは誰もがハッピーになれるはず。
この本がそんな一助になれればという思いで書きました。
即実践できるチェックシートなどもありますので、ぜひ書店やネットでチェックしてさらに購入いただければさらにハッピーです。

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