スタコラ:2015-01-05

年を重ねる

2015-01-05
大隈信夫

 あけましておめでとうございます。穏やかに新年を迎えています。

 戦後すぐの昭和23年10月に生を受けて66年2か月。今年、67歳となる予定である。
 多くの皆様との出会いや別れを通してこの年まで年を重ねてきた。
 情熱をもってがむしゃらに走った青年期。その中には、現在の自分を形成するうえで重要な影響を受けた出会いがあった。
 出会って家庭・家族を持ち、家族の理解と支えられてきた。4年前から“孫”との出会い、その可愛さに魅せられている。
 仕事を通じて、多くの出会いをいただき、多くのことを学んできた。
 忘れがたい出会いもあった。心残りの別れもあった。
 こうして、この年まで出会いを重ねてきたが、この年齢の責任をとれるのか、はなはだ心もとない。
 ただ、人の一生は、その寿命が決められているわけではない。
 さまざまな出会いを重ね、人それぞれの人生の過ごし方の中でおのずと決定されるものであろう。
 新年を迎え、多少、感傷的になっているきらいがあるが、1年に1度くらいは来し方を振り返るのもいい。
 そして、今をどう生きるか、今、新たな課題や挑戦する課題は何か、を考えるのもいい。
 2015年の新年にあたって、さて、さて、何のために、何を課題に、自分らしく年を重ねるのか。
 今年の課題を、考え、考えながら、進んでいくのもいいだろう。

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