2024-04-22
高尾
このところ多くの組織から「ハラスメントセミナー」の問合せが増えています。
ハラスメントとは「いじめ、嫌がらせ」と訳されパワハラ、セクハラにはじまり多くの種類があるんですが、企業や自治体のトップが暴言を吐いては辞任したり、芸能人が週刊誌に取り上げられて表舞台から去ったりとニュースでよく見ますね。さらに最近ではSNSでの投稿などでさらに拍車がかかったりしているせいかハラスメント案件が激増している感あります。
最近ではマルハラってあるの知っていますか?
「マルハラスメント」の略称で「承知しました。」「はい。」「連絡ください。」など、中高年から送られてくるメッセージの文末に句点がついていることに対し、若者が距離感や冷たさを感じて恐怖心を抱くというハラスメントらしいです。
このハラスメントってどこまで行くのだろう、とハラスメントセミナーをこの 20 年やっている(当時はもちろんここまでハラスメントがスポット当たってなかったらしい)センパイ講師に話を聴いたら、やはり今は異常なくらい組織がハラスメントに怯えているそうです。
というハラスメントブーム?!の今、組織全体で大切なことは風通しが良いことですね。
そこで言われることがコミュニケーション不足。
これはハラスメント対策に限ったことでなく組織がより良くなるための課題の1つ。
で弊社は今、ゲーム研修ブームです(笑)。
もともと組織ゲームの1つとして体を動かしたり、様々なツールを使ったりするゲームは組織活性のために導入してきましたが、最近人気なのが「人生すごろく金の糸」や「価値観ババ抜き」。
「人生すごろく金の糸」は、京都産業大学と JCDA(独日本キャリア開発協会)が考案したすごろくで、自身の軸などをすごろくしながら見直すゲーム。「人生すごろく金の糸」就職活動において学生が相談したいこと NO1 は、「自分のことがわからない」というものです。
「価値観ババ抜き」は価値観カードを持ってトランプのババ抜きのように楽しみながら自身や他者の価値観を見直す、気づきゲーム。
いずれもとにかくワイワイガヤガヤと研修会場が盛り上がります。
いろんなテーマのゲームで、声をかけあい他者と関わる姿がいつ見ても楽しく嬉しくなりますね。
と、後半はゲームの営業になりましたが(笑)、組織がいつまでも継続発展するために、永遠のテーマ「コミュニケーション」についてゲームを通じてさらに深めていきたいと思うこの頃です。