2020-06-22
下門
2018年10月、私は 22 年ぶりに福岡市内から地元の熊本県天草市へ引き寄せられるように、Uターンしました。
高校卒業後、飛び出すように地元を去り、定期的に帰省しては、3 日間も滞在できないくらいの田舎キライ…。
そんな私が、40 歳の転機を迎えます。
何故か、不確かな自信と明るさがあり、地元に戻ってからは、自分が感じるまま、自分がやりたいことに集中し、会いたい人を見つけては、会いに行くなどそんな日々を過ごして、もうすぐ 2 年目となります。
そんな中、
「来月、福岡に仕事で行くから、時間が会ったら会おうか?」と大手企業で幹部をしているキャリアコンサルタントの同期へ連絡したところ、
「天草張り付けの刑?もうすぐ釈放やなぁ」と返事が来ました。
愕然としました。
まさか、まさかの冗談だと思いますが、ここまでとは…。
後日談ですが、彼は、私が楽しく地方で仕事を作り出しているという事は知らず、地方=仕事が無いと捉えていました。
また、偏見・差別・大企業病は怖いです。
この一件で、某企業の幹部をしている知人と昔の私自身へ回答した結果は以下の通りです。
確かに首都圏と地方では、双方ともメリット・デメリットありますが、これからの時代は、大企業や一流企業にいることが安泰ではなく、どこに居ようが、自分のキャリアや価値は、自分で創るものであり、どんな人と出会い、信頼関係を築き、共に一緒に実現可能な未来にするために本気になって取り組めるパートナーやその環境があれば、地方だろうが、首都圏だろうが関係ないなと改めて思えるようになりました。
きっと一番偏見を持っていたのは、私だったかもしれません。
人間成長の学びは、自分一人ではできないなと痛感し、常に生意気な私を「お節介」してくれる地方の先輩方へ深謝します。