2017-02-27
大隈昭子
今年の正月は、息子の家で迎えました。
「人生ゲーム」とは、どんなゲームだろうと思っていましたが、すごろく
の現代版のようなものです。
その日から、3泊4日、2人の孫(4歳と6歳)と30代の夫婦、そして60代の爺と婆の6人で、「人生ゲーム」に興じることとなりました。
ゲームに参加する人は、それぞれスタート地点に自分の色を決めた車を並べ、順番にルーレットを回して車を進めるゲームです。
人生は、就職から始まり、結婚や子育て、マイホームの購入、お宝発見などの楽しいこともあれば、うまく事が進まずフリーターになったり、借金を抱えたり、隣の人にお宝を奪われたりと、いろんな人生を体験するゲームです。
誰かが、結婚したり、子どもが生まれると「おめでとう!」と、みんなでお祝い金を渡し、給料日には、職業毎に決まった給料がもらえたりします。
6人が皆ゴールするまでは、ゲームは終わりません。
ルーレットを回す度に、歓声や悲鳴があがり、悲喜こもごも3世代が、同じ空間と時間を共有し、楽しめるゲームだと感じました。
私は、昨年11月のスタコラで「スマホに子守りをさせないで」と現代の子育ての環境についてふれ、また、神戸さんは、今年1月のスタコラでいろはカルタ
をテーマに「テレビゲームやファミコンは、子どもを独りの世界に閉じ込めてしまうが、カルタ遊びは広い人間関係の中に引き戻す」と紹介されています。
今回、現代版すごろく
「人生ゲーム」に興じる孫の姿に、現代でも世代を超えて楽しめる遊びが存在することを知って嬉しくなりました。