2021-04-26
高尾
新型コロナウィルスが発生して2回目の4月となりました。
この間、皆さんはどれだけオンラインツール(Zoom など)を使って周りの人や遠くに住む人とコミュニケーションをとってきましたか?
私は研修の会社をやっている仕事柄、昨年の4月から Zoom を使った多くのセミナーに参加していろいろ学びながら、自社でもセミナーを開催しながらオンライン研修やハイブリッド(リアルとオンラインのセット)研修まで開催してきました。
ここまでくるのに Zoom の使い方に試行錯誤しながらも、研修講師の目線で多少はスキルアップしたのではと思っています。
そこでこの3月、4回にわたって無料公開、いまさら聞けない Zoom 活用セミナー
を開催してきました。
これは、
「Zoom にまだまだ慣れない」
「Zoom だと相手の反応が見えにくくてやりづらい」
「Zoom 会議は見てるだけで意見が出しにくい」
という声をまだまだ耳にしていたので、私のスキルが一人でも多くの方に伝えらえたら、と Facebook と LINE だけで公開募集したら30名近くの方が参加してくれました。
開催してみて、
「明日予定のオンライン会議で早速やってみます」
「パソコンの位置を変えるだけで見え方が変わるのはセミナー訊いて良かった」
「チャットの活用はオンラインならではって理解できました」
など様々な声を頂き、まだまだ使いこなせていない人が多くいることも分かりました。
オンラインはリアルの劣化版と言われます。
もちろん「熱」が伝わらない、伝わりにくいものですが、「物は使いよう」です。そう思って Zoom を使わないと「時間の無駄」ですね。
研修の権威ボブ・パイク氏による90・20・8の法則
によると(リアルの)研修を行うのに
① 90分単位で構成 … 大人が集中できるのは90分なので90分経ったら休憩
② 1テーマは20分 … 大人が記憶を保持しながら話を聞くことができるのは20分なのでだから、1テーマ20分で話す構成が効果的
③ 8分ごとに参加者タイム … 人は受身の状態が10分以上続くと飽きてしまうので、8分毎に参加者が参画できるプログラムが必要、とあります。
そこで私は、高尾によるオンライン45・10・5の法則
をたて「ゴーゴールール(55=40+10+5)」と提唱しています(ただセミナーで言っただけですが、笑)。
ボブ・パイク氏にならって、
① 40分単位で構成
② 1テーマは10分
③ 5分ごとに参加者タイム(チャット、ブレイクアウトルーム、反応などの活用)としました。
いかがでしょう?
リアルと同様のやり方で Zoom を使う会合や会議の場面では、オンラインを理解していない退屈なツライ会議がたくさん開催されています。
そこで「退屈なんだよね…」「発言できないし…」という声も聴きます。
ここではセミナーの一部含めてお伝えしましたが、ぜひ今行っているオンラインコミュニケーションを見直して、早く終わってやりたいことに時間を使いましょう~