スタコラ:2024-01-01

2024年を迎えて

2024-01-01
大隈信夫

 断捨離3年目。最終年度

 今年は皆様に迷惑をかけないための断捨離3年目。仕上げの年です。
 この間の2年間は、段ボール箱20個の廃棄資料など物理的な断捨離を行い、引き続き、長年お世話になった書籍類に取り掛かろうと思っている。
 そして、もう一つの断捨離。業務に関わる引継ぎを本格的に進める年にしたいと思っている。
 しかしこれが、ちょっと厄介で、これまでのお付き合いのある事業所様との業務は、それなりの年月を重ねて築き上げてきた信頼関係を基本の上に、実績として蓄積されてきている。
 この業務を引き継ぐためには、事業所様とのこれまでの信頼関係の上に、新たな関係を構築することが必要不可欠だと考えている。
 幸いなことに、業務の引き継いでもいいという奇特な方も現れ、ちょっとほっとしているが、断捨離の大変さを改めて感じている。

 2024年の展望

 2023年の終盤にかけて自民党の裏金疑惑は、多くの国民の怒りが沸騰している。
 自民党派閥による政治資金パーティー裏金事件は、強制捜査を受けた安倍派、二階派はもちろん、自民党五大派閥全てが告発を受け、一大疑獄事件の様相を強めている。
 自民党は、発足当初から保守系各派が合同した派閥の連合体であり、大企業からの政治献金に依存し、それぞれの派閥が金の力を持って権力争いをすることで、一部の階層の利害を基に離合集散と他党を含む連衡を繰り返し、政権を維持してきた。
 今回の政治資金パーティー裏金事件は、このための金集めの実態が端無くも露呈し、さらに、相次ぐ物価高とそれに追いつかない賃金による国民生活の厳しさの進行などによって、現在の自民党岸田政権の支持率の続落、危機的状況として明白に示されてきている。
 2024年は、この金権腐敗と国民生活無視か、真の政治改革と国民生活重視の綱引きが中心となることは間違いない。
 この課題もやっぱり難しいが、自民党政権の断捨離1年目となることが求められているように感じている。

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