映画観てある記：第216回

先月号で紹介した「パターン」は、現代のハリウッド風アクション作品。
今回の「チャトラパティ」は、2005年の作品でインド映画の王道とも言える、民衆を守り悪と闘うヒーロー者で、踊りもふんだんに盛り込まれた作品です。
二作品を観くらべても、19年前の作品とは思えない出来映えで、見応えがあります。

スリランカで難民として暮らす異母兄弟。
強襲で生き別れた兄はインドに渡り、町のリーダーになっていた…。
物語の展開をはじめ、正義と悪、親子の愛など、我々日本人にとって受け入れやすい作品となっています。