映画観てある記:第189回

ウエスト・サイド・ストーリー

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:アンセル・エルゴート
レイチェル・ゼグラー
アリアナ・デボーズ
リタ・モレノ
2021年 米:20世紀スタジオ

1961 年に映画化された名作が再映画化。
1950 年代後半のニューヨーク。ポーランド系移民からなる「ジェッツ」とプエルトリコ系からなる「シャークス」は、縄張り争いで激しく反目し合っていた。
二派の争いの中で反対されても愛しあうトニーとマリアが「二人の命をひとつの命に」と絶唱。
アメリカはいい国かと風刺。白人刑事の移民に対する偏見、差別描写も鋭い。
決闘を止めようとするトニーの努力が…。

「異なる立場の者同士は、手をとりあうことができるのか?」
監督が掲げた問いは、現代を生きる我々へのメッセージであり、人間讃歌でもあります。

ウエスト・サイド・ストーリー

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