映画観てある記：第179回

今や日本のお母さんとも言われる吉永小百合が、映画出演122本目にして初の医師役に挑戦した作品。

現役医師による傑作医療小説を映画化。
原作は現役医師・南杏子の同名小説で、医師だからこそ描写できる医療現場の臨場感、安楽死といったテーマに深く切り込み、2020年5月発売と同時に大きな反響を呼んだ話題作。
誰もが予想だにしなかった未知のコロナウイルスに、世界中が翻弄されている昨今、「生と死」"いのちのしまい方"等を問いかけるものとなっている。

白石咲和子（吉永小百合）は、東京の救急救命センターで働くが、後輩の起こした事件の責任を取って退職し、地元・石川に帰郷。
「まぼろば診療所」で在宅医として再スタートするのだが…。