映画観てある記:第174回

鬼龍院花子の生涯

監督:五社英雄
出演:仲代達矢
夏目雅子
岩下志麻
山本 圭
仙道敦子
1982年 東映

松恵の名台詞
「わては、高知九反田の侠客、鬼龍院政五郎の、鬼政の娘じゃき、なめたら、なめたらいかんぜよ」
そう、あの大女優、故・夏目雅子さんが体当たりで演じた映画です。

物語は、昭和15年夏、京都の橋本遊廓で、鬼龍院花子が亡くなった場面から始まります。
鬼龍院へ松恵が養女としてもらわれて来たのは、花子が生まれる前の年で大正7年の秋でした。

この映画は、宮尾登美子の原作をもとにフィクションとして創られたもので、土佐犬の闘犬相撲をはじめ、鬼龍院政五郎(仲代達矢)の侠客としての生きざま、それを支える姐さん役(岩下志麻)の演技等、多様な人間像が見どころ満載の作品となっています。

鬼龍院花子の生涯

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