映画観てある記:第146回

孤狼の血

監督:白石 和彌
出演:役所 広司
松坂 桃李
真木よう子
ピエール瀧
江口 洋介
2018年 東映

警察じゃけぇ、何をしてもえぇんじゃ~!
この台詞がこの映画を表している

時は昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島の架空都市・呉原を舞台に県警対組織暴力の仁義ある戦いが繰り広げられる。
破天荒な捜査で一目置かれる刑事役の役所広司と、尾谷組若頭役の江口洋介が、今までに無い役作りに挑戦し、迫力満点の演技で存在感を示している。

ロードショー翌日の5月13日に放映されたテレビ番組「ぼくらの時代」に、映画公開に当たっての企画として、白石和彌監督をはじめ、役所広司・松坂桃李の3人による対談が実現した。
その中で、今後の映画人生について~「50年100年後でも多くの映画の中で、記憶に残る、もう一度観てみたいと言うような~映画作りにかかわりたい」と語ると同時に、色んな角度からの映画作りに対する意欲が強調されていた。

孤狼の血

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