映画観てある記:第133回

追憶

監督:降旗康男
出演:岡田准一
小栗 旬
柄本 佑
吉岡秀隆
安藤サクラ
2017年 東宝

数々の日本映画の名作を世に送り出してきた、監督・降旗康男と撮影・木村大作の黄金コンビ。
巨匠二人が9年ぶり、16 本目のタッグを組んで挑んだ作品。

親に捨てられた3人は、涼子(安藤)が営む、喫茶「ゆきわりそう」に身を寄せていた。
常連客の光男(吉岡)とともに5人はまるで家族のような間柄になった。
だが、ある事件を機に、その幸せは終わった。
そして 25 年の歳月が過ぎ、富山県の漁港で殺人事件が起きる。

二度と会う事がないと思っていた3人は刑事(岡田)、被害者(柄本)、容疑者(小栗)として、事件によって再会することになる。
真相解明への運命の歯車を回し始める…。

降旗監督の強い推薦によって、ヒロイン役に抜擢された安藤サクラさんについて、監督いわく。
「涼子は3人の少年にとってのマリア様。  安藤さんはマリア様の神々しさをもった女優さん」
と絶賛している。

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