映画観てある記:第62回

チャイナ・シンドローム

監督:ジェームズ・ブリッジス
出演:ジェーン・フォンダ
ジャック・レモン
マイケル・ダグラス
1979年 米:コロムビア映画

今から34年前に、原発事故問題を題材としたアメリカ映画があった事に、まず、驚いた。
原発事故の真実を報道しようとする女性キャスター(ジェーン・フォンダ)の闘いを描いた衝撃の社会派サスペンスである。
2011年福島の原発事故を重ね合わせて見る時に、「国民に本当の事」が説明・発表されているのだろうかと思いたくなるこのごろである。
それは、東電をはじめ、政府の責任者・担当者が「福島の人達をはじめ、国民を馬鹿にしたような数々の問題発言」が物語っている。
今後、マスコミにも真実を知らせる報道に一層頑張ってもらいたい事と同時に、一人でも多くの人に是非この映画を観てもらいたいものです。

チャイナ・シンドローム

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