2026-08-17
柿本
…と、私は思っていない。
私は AI 推進派だ。
生成 AI は、いまや絵や文章だけでなく、音楽までかなり上手に作る。
ある音楽グループで、AI 作品について議論が起きていた。
「AI で作った曲だと分かった途端、評価を下げる人がいる。
私たちは、音楽の何に感動しているのだろうか?」
「AI と知って冷めた」
「AI には作家性がない」
「人は、人生観のにじみ出た作品に感動する」
一方で、
「AI だろうが、いい曲はいい」
「この議論そのものが、いまの時代を映している」
という意見もあった。
実際、2025年、The Velvet Sundown というバンドが Spotify で注目を集めた後、メンバーも楽曲も AI で作られたプロジェクトだと分かり、評価を大きく落とした。
曲は一音も変わっていない。
それでも評価が変わったのは、私たちが音だけを聴いているわけではないからだろう。
メロディーや歌声だけでなく、その向こうにいる人の技術、努力、経験、人生まで含めて聴いている。
AI だと知った瞬間、その物語が消えてしまう。
さらに、音楽家の立場では、自分が何年もかけて身につけた技術を、AI が一瞬で追い越すことへの悔しさもあるのだろう。
「これまでの努力は何だったのか」
そう思うのも無理はない。
まあ、AI のほうは、そんな人間の葛藤も知らず、
「ほな、次の曲いこか」
と、また泣けるバラードを作り始めるのだが。
ケケケ。