スタコラ:2026-07-06

時代は共家事・共育児へ

2026-07-06
西平睦美

 6月から始まった福岡県事業「よかパパ料理・育児セミナー」で育児セミナーの講師を務めさせていただいています。
 県内 15 地域、北から南まで 60 か所、1000 人以上のパパ達がこのセミナーに参加されます。
● よかパパ料理・育児セミナーを開催

 私が子育てをしていたのは、今から 30 年前です。
 出産で公務員を退職してから 10 年間は専業主婦でした、結婚退職が普通で育児休業を取る女性がまだまだ少ない時代でした。
 それが今は、女性の育児休業取得率は 86.6 %、男性は 40.5 %、男性に至ってはこの 10 年で 20 倍になっており、取得率の伸びには目を見張るものがあります。
 国が少子化対策として男性の育児休業の取得率の目標値をかかげて、施策で後押しをしていることもありますが、何より子育て世代の方々の意識が変わってきていることを、我が娘夫婦や育休後カフェで出会うパパママとお話ししていると感じています。

 パパの参加理由は、料理ができるようになりたい、料理のレパートリーを増やしたい、子どもとの関わり方を知りたいなど、人それぞれです。
 家族のために、そのパパの気持ちは今も昔も同じのように思います。
 専業主婦世帯が多かった昔(あえてこう書きます)、大黒柱として働く男性は仕事 100 %にならざるを得なかった。家事育児をする時間を取りたくても取れなかったのかもしれないと、今のパパ達を見ているとそんな気持ちになります。

 共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、出産後の女性が退職することによるM字カーブ(就業率を示すグラフの形)はL字カーブとなりました。
 現代の女性は、働き続けるかどうかの選択ではなく、キャリアか家庭(子育て)の二者択一で悩んでいるとも言えます。
 ジェンダーギャップ指数上でも、女性が活躍できていない日本。国は、より男女の賃金格差をうめるための施策を進めています。

 夫婦のどちらかがより多く役割を負うのではなく、共に働き、共に家事、育児をする。
 家族を支える1本の柱を2本の柱へ、目指すは家族の笑顔。
 自分で作った料理を美味しそうに食べるパパ達の笑顔はサイコーに嬉しそうでした。
 レシピをお土産に帰っていくパパ達、ママと子供たちからの「美味しい」と笑顔をたくさんもらってくださいね。

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