スタコラ:2026-03-02

通算100回、4,700キロの道も、最初の一歩から

2026-03-02
高尾

「100 回もマラソンを走るなんて、おかしいですよ?!」 最近よくそう言われます。
「いえいえもっとすごい猛者は大濠公園にもたくさんいますよ!」と返したい、けど「そうですねおかしいですね」と笑って返すこと多し。

 38 年前、初めてマラソン(ホノルル)を走った時は、ゴール後足が腫れ上がり、まるでロボットのような歩き方に。
 翌日も全身筋肉痛でまともに動けず、……そんな情けないスタートでした。
 そんな私がなぜか 38 年も走り続け、数えてみたら、通算100回目の大会を目前に。
※10キロ~173キロ、トレランなど含む大会に出た回数、数回ゴール出来ず(;’∀’)
 総走行距離は 4,700 キロ。
 なぜ、これほど続いたのか。

 幼いころからちょっと剣道をして、その後野球をずっとやってきて、とにかく体を動かすことが好きだったことかなと。
 あとはいくつになっても「思う通りの動きができる体をキープしたい」と思ってました。

 でこの 38 年かけてたどり着いたのは、「やる気がない日もとりあえず靴だけは履く」こと。
 走れば幸せホルモンが分泌されてホント前向きになるんです。
 これは多くの脳科学者が言っています。
 二日酔いは酒抜きラン…汗がいつもより臭い。
 雨が降る時はシャワーラン…どうせ汗がでて濡れますからね。
 出張先でも朝ランでどこ走ろうかと MAP 見るのが、楽しみの1つ。
 1月の北海道出張ではマイナス6度のなか7キロ走りました。
 朝ランはほぼ毎日ですが、距離・時間はテキトーです。
 いい意味での「いい加減さ」が、結果として4千キロ超え景色に繋がりました。

 仕事っぽく考えると、人を育てる現場でも同じことが言えるのではないでしょうか。
「なんでできないんだ!」と焦るよりも、「今日も現場に立っている、それだけで OK」と、まずはその進んだ一歩を認めること。
 一足飛びの魔法を期待するのをやめて、本人が「今日も靴を履いてみよう」と思えるような、小さな安心感を積み重ねていく。
 今どきの言葉であれば心理的安全性、かな。

 マラソンが教えてくれたのは、根性論ではなく、「小さな一歩を面白がる、心の余裕」。

 実は、先日走った 99 回目の大会でも、見事に「ガス欠」して目標未達成。
 還暦の歳となり、100 回目前になっても、私はまだまだうまくいかない。
 でも、「あちゃー、またやっちゃった」と笑える自分がいる、ぐらいでいいよね、趣味だから。

 で、今3月の静岡マラソンまでの日々を SNS(Facebook と note)に「カウントダウン」で綴り始めてます。
 100 回いう数字は、私にとって上がり(ゴール)ではありません。
「今日はどんな一歩を踏み出そうか」とワクワクし続けるための、新しいスタートラインです。
 もし皆さんも、何か新しいことに迷っているなら、まずは靴を履くだけ。
 そのくらい「ゆるい一歩」の積み重ねの先に、いつか想像もしなかった最高の景色が待っていますよ。

 ■Facebook の今日の記事:https://www.facebook.com/hidemasa.takao
 ■note の今日の記事:https://note.com/rise_f/n/nbbf61282d1e3

スタコラ一覧