スタコラ:2025-12-01

ポジティブ心理学の楽観主義的な捉え方は幸福度を高める

2025-12-01
新開

誰もが持つ出来事に対する捉え方のクセが、あなたの幸福度を左右しているかもしれません。
悪いことが起こったとき、「自分は運が悪い」「いつもこうだ」と感じていませんか?
逆に、良いことがあったとき、「たまたまだ」「すぐに終わる」と思っていませんか?

ポジティブ心理学の創始者、マーティン・セリグマン博士が提唱する楽観主義的な捉え方の核となる考え方を身につけることは、ウェルビーイングにつながるそうです。

楽観主義的捉え方の鍵は、「永続性」です。
ポジティブ心理学では、出来事に対する「ものの見方」が重要です。
特に重要なのが「永続性」という判断です。

悲観主義的捉え方のパターンは、悪いことを永続的に考えてしまうことです。
仕事でミスをした時、「私はいつも失敗する」「私はいつもうまくいかない」というように、悪い出来事を「永続的」なものと捉え、未来まで影響が続くと思い込んでしまいます。
これは無気力や抑うつの原因になる可能性があります。

楽観主義的な捉え方のパターンは、良いことを永続的に捉えることです。
例えば、任されたプロジェクトが成功した時、「私には、成功させる力がある」と考えます。
良い出来事を「永続的」なものと捉え、自分の能力や資質によるものだと考えます。
これは自己効力感を高め、次の行動への意欲につながります。
「今回は、たまたまうまくいった」と考えたとすると、それは悲観的な捉え方です。
「良いことは永続的なこととして、悪いことは一時的なこととして」考える思考の習慣を身につけて幸福度を高めましょう。

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