スタコラ:2025-04-28

本を整理しよう

2025-04-28
森本

電子書籍を利用するようになって、未読の本が溜まりに溜まっています。困った事態です。
大事な本はオフラインでも読みたいので、自分のパソコンやタブレットにデータ保存しています。
かつて 2500冊ほどあった書籍データを4年前に 600冊までに減らしたのですが、現在 3700冊にまで増えてしまいました。この内 3000冊近くは未読です。
なんでこんなに増えたのかというと、ふとある一つのことに興味が出ると、関連する書籍を何冊もダウンロードしてしまうからです。
仕事に一切無関係でたぶん何の役にも立たないであろう「邪馬台国」「遺伝子」「福岡・博多」「宇宙」「日本語」関連の書籍をどれもある時期にいっぺんに入手し、保存しただけで、いつまでも放置している状態が続いています。
このままずっと読まないわけではない、と信じていますが、自信ありません。

実際の本棚と違って物理的なスペースをとるわけではないので、削除する必要はありません。
大量のデータを削除した4年前は、断捨離的な気持ちもあって、頭をスッキリとさせかったわけですが、今思うと少し考え足らずでした。
削除することよりも大事なことがあります。それは「整理する」ことです(削除も整理の一部ではありますが)。
「整理する」とは「見つけやすくする」と同じ意味ですね。
タイトルや著者名や出版年や使われている用語での検索は簡単にできますが、それだけでは整理したことになりません。それほど見つけやすいとは言えないわけです。
私だけに意味ある「ジャンル分け(分類)」、私独自の「タグ付け」、読んだ進捗ごとの「評価」で検索できれば、これは「整理」したことになると思います。
職業柄、このような検索機能を持つソフトを作ることはとても簡単です。だけど機能を実現することよりも重要で大変なことは、分類すること/タグ付けすること/評価すること、つまり、整理の指標を決定することです。

早速、分類に着手したところ、思った以上に簡単に、自分にだけ意味のある分類項目を洗い出すことができ、3700冊の書籍が一覧できるようになりました。
これだけで、なんか、もう、困った事態ではなくなりました(笑)。
この先は、小説等のフィクションと辞書・事典以外は、目次だけを見ながら、タグ付けと一次評価を行う予定です。
どのように整理が進むのか(=どんなデータベースが完成するのか)、少しワクワクしています。
最終的には、物理的に所有している本の情報もデータベースに組み込めたら素敵です。

若い頃、休日の前夜、枕元に何冊もの本を積んで「今から読むぞ!」と朝まで読書にふけるのが楽しみの一つでした。
本を整理することも楽しみになるとは思ってもいませんでした。

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